夜中に何をしても泣き止まない息子を抱っこしながら、「いつまで続くんだろう……」と何度も思いました。
4か月、8〜10か月、1歳半と、わが家は睡眠が乱れる時期をひと通り経験しています。
きっとこの記事にたどり着いたあなたにも、似たような夜があるんじゃないかなと思います。
この記事では、夜泣きがなぜ起きるのかを月齢ごとに整理して、わが家で実際に試してみた対処法と、その背景にある研究データをまとめました。
先に結論をお伝えすると——夜泣きは成長の途中で起きることが多く、いつか終わりが来ます。2歳のいまの息子は、ほぼ朝まで寝るようになりました。
この記事でわかること:
- 月齢ごとに、夜泣きがなぜ起きるのか(0〜3か月・4〜6か月・7〜12か月)
- わが家で実際に試して、効いたこと・効かなかったこと
- 理化学研究所などの研究が示している、寝かしつけの根拠
月齢別の夜泣きの原因と特徴——まずは全体像から
月齢ごとに「なぜ泣くのか」が違うのが夜泣きのやっかいなところ。まずはザックリ全体を表で見てみましょう。
| 月齢 | 主な原因 | 特徴 | 親ができること |
|---|---|---|---|
| 0〜3か月 | 体内時計が未成熟 | 2〜3時間おきに起きる(これは正常) | 授乳・おむつで対応。求めに応じてあげる |
| 4〜6か月 | 睡眠構造の大変化(睡眠退行) | 急に1〜2時間おきに起きる | 室内環境を整える。「病気じゃない」と知る |
| 7〜12か月 | 脳の発達+分離不安 | 夜中に泣くことが増えやすい。泣き方が激しくなることも | 自分で眠り直す力を少しずつ見守る |
ここからは月齢ごとに、もう少し詳しくお話ししていきますね。
生後0〜3か月:そもそも「夜泣き」じゃないことが多い

生まれたばかりの赤ちゃんは、体内時計(概日リズム)がまだできあがっていません。
大人みたいに「夜は寝る時間」っていう感覚がないので、2〜3時間おきに目覚めて泣くのはごく自然なこと。新生児の睡眠サイクルは40〜50分と短いので、浅い眠りと深い眠りの切り替わりのたびに目が覚めやすいんですよね。
この時期の夜間の泣きは、厳密には「夜泣き」というよりも——
- お腹が空いた
- おむつが気持ち悪い
- 暑い・寒い
こういう生理的な欲求がほとんどです。授乳や抱っこで比較的落ち着くことが多いので、求めに応じてあげるのが基本。
わが家でやったこと
この時期に助かったのは、夜間の授乳をスムーズにする工夫でした。
わが家で使っていたのは、レイコップの調乳ポット。置いておくだけで、お湯を毎回沸かす手間がなくなります。夜中のミルクづくりがラクになりました。
レイコップ ミルクメイト 調乳ポット ROM-100
設定温度に自動調整する調乳専用ポット。ワンタッチ操作でミルクを適温に保ち、夜間授乳の手間を大幅に削減
📌 こんな人におすすめ:夜中のミルク作りをラクにしたいママに
ネオママイズムのベッドインベッドも使っていました。すぐそばにいてあげたいけれど、同じ布団だと窒息が心配……というときの選択肢です。
ネオママイズム 折りたたみ ベッドインベッド
新生児〜18か月まで使える洗濯機丸洗いOKのベッドインベッド。持ち運びしやすく帰省や旅行にも便利
📌 こんな人におすすめ:添い寝の安全性を確保しながら育てたい新生児ママに
新生児のころは、ケラッタのガーゼタオルでおくるみもしていました。※寝返りが始まったら、腕まで包むおくるみは卒業するのが目安とされています。
ケラッタ イブル バスタオル 6重ガーゼ 105×105cm
6重ガーゼのバスタオル。わが家は新生児のころ、おくるみとしても使っていました
📌 こんな人におすすめ:肌触りのいいやわらかいおくるみ兼タオルを探しているママに
安全メモ: 日本小児科学会とこども家庭庁は「乳児の安全な睡眠環境の確保について(2024年改訂版)」で、同室就寝は推奨しつつも、同じ布団での添い寝(同床就寝)はSIDSや窒息のリスクがあるとして注意を呼びかけています。
生後4〜6か月:「急に起きるようになった!」の正体

ここが最初の関門です。
生後3〜4か月ごろから、赤ちゃんの睡眠パターンは劇的に変わります。 レム睡眠(浅い眠り)の割合がガクッと減って、大人に近い睡眠段階が出てき始めるんです。
体にとっては良い変化なんですが、この「睡眠の組み換え」が一時的に夜間の覚醒を増やす原因になります。これが、いわゆる「睡眠退行」と呼ばれる現象。
息子もまさにこれでした。4か月ごろ、夜中に何度も目を覚ますようになりました。
でもこれ、脳が「大人の眠り方」を学んでいる最中に起きる通過点なんですよね。
わが家でやったこと
この時期は、室内環境を整えていました。
| 工夫 | 効果 |
|---|---|
| ナイトライトでほんのり明るく | 夜中の授乳やおむつ替えで、部屋を明るくしすぎずに済む |
| 防水シーツを敷く | 吐き戻しで布団が濡れる→起きる、のループを防止 |
| 室温を一定に保つ | 暑い・寒いで起きにくくする |
防水シーツは、夜の吐き戻しで布団まで濡れるのを防いでくれました。わが家が使っていたのは、表がパイルのPUPPAPUPOです。
PUPPAPUPO 防水シーツ(パイル)
わが家が使っていた防水シーツ。表は綿100%のパイル、裏はポリウレタンラミネート。レギュラー70×120cm/ミニ60×90cm。洗濯機OK
📌 こんな人におすすめ:夜中の吐き戻しから布団を守りたいママに
Umimile ナイトライト ベッドサイドランプ
タッチセンサーで色温度・明るさを無段階調整できる授乳ライト。USB充電式でコンパクト、赤ちゃんの目を刺激しない暖色設定が可能
📌 こんな人におすすめ:夜間授乳で目が覚めすぎず赤ちゃんを再び眠らせたいママに
生後7〜12か月:夜中に泣くことが増えやすい。でも「自分で眠り直す力」が育つ時期

ここが一番つらい時期かもしれません。
この時期は、夜中に起きて泣くことが増えやすいと言われています。わが家も8〜10か月ごろに、夜中にママを探して泣いたり、布団でつかまり立ちしたりする時期がありました。
この月齢で夜中に泣くことが増える理由として、よく挙げられるのはこの2つです。
- 日中の刺激が急増する——はいはい、つかまり立ち、人見知りなど、脳がフル回転していて夜も興奮が続く
- 分離不安が芽生える——「あれ、ママがいない!」と気づいて泣く
「自己鎮静」という考え方
ここで知っておきたいのが「自己鎮静(self-soothing)」という概念。
アメリカの研究では、1歳の時点でも、夜中に起きたあと自分で眠り直せる子は半分ほどだったと報告されています。自分で眠り直す力は、少しずつ育っていくものなんですね。
これ、「泣いても放っておけ」という意味じゃないです。 安全を確認したうえで、数分だけ様子を見てから対応する——それくらいの余白を持つ、ということです。
わが家でやったこと
| 工夫 | 効果 |
|---|---|
| ガーゼのスリーパー | 布団を蹴飛ばしても、体が出にくい「着る布団」 |
| ベビーモニターで画面越しに確認 | 泣いたらまず画面で様子を見て、それから対応する |
スリーパーは9か月ごろから使っています。ケラッタの6重ガーゼと、夏は薄手のMarineBlueの2重ガーゼの2つです。
ケラッタ イブル スリーパー 6重ガーゼ
通年使える6重ガーゼのベビースリーパー。寝たまま着せられる横開きタイプで、春夏秋冬の体温調節に対応
📌 こんな人におすすめ:夜中に布団を蹴る赤ちゃんの体温管理に悩んでいるママに
MarineBlue 夏用2重ガーゼスリーパー
わが家の夏用。薄手の2重ガーゼ・綿100%・袖なし。冷房の効いた夜や朝の冷えに
📌 こんな人におすすめ:暑い時期も、寝冷えが気になるママに
理化学研究所が見つけた「寝かしつけの黄金ルール」

2022年に理化学研究所が発表した研究が、とても実用的なので紹介させてください。
寝かしつけ3ステップ
| ステップ | やること | 時間 |
|---|---|---|
| ① 抱っこ歩き | 泣いている赤ちゃんを抱っこして歩く | 5分間 |
| ② 座って待つ | 眠ったら座った状態でキープ | 5〜8分 |
| ③ そっと下ろす | 布団にゆっくり置く | — |
この研究のすごいところは、「抱っこで歩くと泣き止む」という親の経験則に科学的な裏付けを与えてくれたこと。
しかも「すぐ下ろすと起きる」問題への答え(座って5〜8分待つ)まで出してくれている。
わが家でもやっていたルーティンです。「もう何やっても泣き止まない!」ってときのお守りとして、頭の片隅に入れておくと安心ですよ。
日中の生活リズムで夜が変わる

夜泣き対策として、多くの専門家が口をそろえて言うのが「日中の生活リズムを整えること」です。朝に光を浴びて、日中にしっかり体を動かすと、夜の眠りにつながりやすいとされています。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、生後4か月〜1歳未満の睡眠時間の目安は、昼寝も含めて12〜16時間とされています。寝る場所は、同じ部屋で寝るのはよくても、同じ布団で寝るのは窒息などのリスクがあるとして注意が呼びかけられています。
データの読み方について
ひとつだけ大事なことを。
研究データはあくまで集団の平均値や傾向を示したもので、「うちの子に当てはまらない」ことは普通にあります。
月齢の目安も個人差が大きくて、早い子もいれば遅い子もいる。論文の数値は「わが子が異常かどうか」の判断基準じゃなくて、「こういう傾向がある」くらいの参考として受け取ってもらえたらと思います。
不安が強い場合は、かかりつけの小児科や自治体の保健センターに相談してくださいね。
この記事を書いた人
lino
2024年9月生まれの男の子を育てているlinoです。4か月・8〜10か月・1歳半と、睡眠が乱れる時期をひと通り経験しました。2歳のいまは、ほぼ朝まで寝ています。夜泣きの渦中にいる方の材料になればうれしいです。
まとめ
- 夜泣きは成長の途中で起きることが多く、いつか終わりが来る
- 月齢ごとに原因が違うので、「今この子に何が起きているか」を知ることで対応の方向が見えてくる
- 完璧を目指さなくて大丈夫。今夜を乗り越えるための小さな工夫を、ひとつずつ
夜泣きの渦中にいると「いつ終わるの?」としか思えないけれど、わが家の息子も、2歳のいまはほぼ朝まで寝ています。
今夜もおつかれさまです。少しでもこの記事が役に立ちますように。
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