夜中、寝ているはずの息子が「ぐじゅ、ぐじゅ」と鼻を鳴らして起きる。寝かしつけたばかりなのに、鼻が詰まって寝苦しそう。「鼻吸ってあげたい、でも口で吸うのも気が引ける、市販のポンプ式は限界——」。そう思った夜が、電動鼻吸い器を本気で検討するスタートでした。
選んだのはピジョンのSHUPOT(シュポット)。決め手は「お手入れがメルシーポットより楽そう」。それから1年、最初は鼻吸い器を見て泣いていた息子が、今は鼻が詰まると自分から「シュポット」を持ってくるようになりました。
この記事では、SHUPOTを生後4〜6ヶ月から1年使ってきたリアル体験と、メルシーポットとのスペック比較、デメリットも正直に書きます。電動鼻吸い器選びで迷っているママの参考になれば嬉しいです。
こんなこと、感じていませんか?
- 夜中の鼻詰まりで赤ちゃんが眠れないのを見て胸が苦しくなる
- ポンプ式や口で吸うタイプの限界を感じている
- 耳鼻科に何度も通うのが大変、自宅でケアしたい
- メルシーポットが定番なのは知ってるけど、お手入れ大変そう…
- SHUPOTとメルシーポット、どっちにすべきか迷っている
ひとつでも当てはまったら、この先を読んでみてください。我が家の1年体験が、選び方の参考になるはずです。
【結論】SHUPOTは「お手入れの楽さ」が最大の決め手
結論から書きます。SHUPOTは「お手入れの楽さ」を最優先するなら有力候補です。我が家は生後4〜6ヶ月で購入してから1年、毎日のように使ってきましたが、選んでよかったと心から思います。
吸引圧(SHUPOTは最大-80kPa±15%の公表値で、吸引力は調整可能)も管理医療機器グレードも、実はメルシーポットとほぼ互角。だから本当に差が出るのは「お手入れの手間」と「価格」の2点です。お手入れの楽さを取るならSHUPOT、初期費用の安さを取るならメルシーポット——という選び方になります。
SHUPOTとメルシーポット|公式スペック比較表
まずは両商品の公式情報をフラットに並べます。私自身はメルシーポットを使ったことがないので、メルシーポット側はあくまで公式公表値とユーザーレビューに基づく情報です。
| 項目 | SHUPOT(ピジョン) | メルシーポット S-504(シースター) |
|---|---|---|
| 電源 | 専用ACアダプター(コンセント方式) | 専用ACアダプター(コンセント方式) |
| 本体重量 | 約0.9kg(総重量約1.3kg) | 約0.8kg |
| 本体サイズ | 166×152×134mm | 224×90×143mm |
| 対象月齢 | 0ヶ月〜 | 0ヶ月〜 |
| 吸引圧 | 最大-80kPa±15%(公表値・吸引力は調整可能/耳鼻科に近いパワフル仕様) | 最高-83kPa(公表値) |
| 医療機器分類 | 管理医療機器(認証番号 305AFBZX00045000) | 管理医療機器 |
| 洗うパーツ | 鼻水キャッチャー(チューブに鼻水が通らない設計) | ノズル・チューブ・ボトル |
| 価格 | 16,500円(税込) | 実勢約1万円前後 |
※価格・スペックは2026年5月時点のメーカー公式情報。最新情報は購入前に必ず公式サイトでご確認ください。
スペックから読み解く、ふたつの違い
違い1|「鼻水が通る場所」が違う
これが私の最大の決め手でした。メルシーポットは吸引した鼻水がノズル→チューブ→ボトルへと流れて溜まる構造で、使用後はチューブ・ノズル・ボトルをそれぞれ分解して洗浄します。
一方SHUPOTは、鼻水が本体奥に届かない設計。鼻水は手前の「鼻水キャッチャー」というパーツで止まる仕組みなので、毎回洗うのはキャッチャーのみ。チューブをすすぐ手間がありません。我が家は使用後に流水でサッと洗って終わり、というルーティンで1年回しています。
補足|吸引圧・医療機器グレードは「ほぼ互角」
ここは誤解されやすいのですが、吸引圧も医療機器グレードも、実は両者ほぼ互角です。メルシーポットは最高-83kPa・管理医療機器。SHUPOTも最大-80kPa±15%(公表値)で、吸引力を調整でき、同じく管理医療機器(認証番号 305AFBZX00045000)として認可されています。
SHUPOTはむしろ吸引圧を細かく調整できるので、新生児期は弱め、鼻詰まりがひどい時は強めと使い分けられるのが利点。私はメルシーポットを実際に使ったことがないので「どっちが上か」は断言できませんが、SHUPOTで日常の鼻詰まりに困った場面はほぼありませんでした。「数値や医療機器グレードでメルシーが優位」というのは事実ではないので、選ぶときはお手入れと価格で比べてOKです。
違い3|サイズ感(持ち運びより「収納のしやすさ」)
本体重量はメルシーポット約0.8kgに対しSHUPOT約0.9kg、総重量は約1.3kg。「ぐっと軽い」というほどの差ではありません。ただ、本体の高さがメルシーポット224mmに対しSHUPOT166mmと低く、横長になる分だけ引き出しや棚に収まりやすい印象。
「リビングに据え置きたい」ならメルシーポットでも全然OK。「使う時だけ出したい」ならSHUPOTのフォルムが収納しやすい——くらいの差です。
違い4|価格
価格はSHUPOTが16,500円(税込)、メルシーポットは実勢1万円前後。純粋に値段だけ見ればメルシーポットの方が安いのが現実です。SHUPOTを選ぶなら「お手入れの楽さに追加投資する」感覚になります。
lino家のリアル|「最初は嫌がってた→自分から持ってくる」物語
ここからは1年使ってきた我が家のリアルな体験を書きます。
初回使用|ガチ泣きから始まった
初めてSHUPOTを使った日、息子はガチ泣きでした。鼻にノズルを当てた瞬間、目を見開いて「いやー!」の絶叫。鼻水が取れる前に降参して、こちらも「ごめん、また今度」と引き下がる。これは多くの家庭で通る道だと思います。
でも初回・2回目とやっていくうちに、息子も「あ、これで鼻スッキリするやつだ」と覚えてくれました。3回目あたりからは泣かずに耐えてくれるように。
1歳前後|「シュポット」を覚えた瞬間
1歳前後で、息子は「シュポット」という音を覚えました。鼻詰まりで苦しい時に「シュポットする?」と聞くと、明らかに「うん」のうなずきを返してくる。今は鼻が詰まったら自分から「シュポット」を持ってきて、鼻に当てて待ってます。
「嫌がるもの」から「鼻のスッキリ感を提供してくれる味方」に、息子の中での位置付けが完全に変わりました。これは1年使ってきて一番印象に残った瞬間です。
使ってよかった瞬間|夜中の鼻詰まりを救った夜
SHUPOTを買ってよかったと一番感じたのは、夜中の鼻詰まりで眠れない息子を助けた夜。鼻が詰まって息苦しそうにぐずって、何度も覚醒する。寝かしつけても5分で泣く。あの夜、SHUPOTで鼻水をスッキリさせたら、嘘みたいに静かに眠ってくれました。
こういう「夜中の救世主シーン」が年に何回かあるだけで、「買ってよかった」と思える買い物。家族全員の睡眠を守ってくれます。
運用の工夫|鼻水キャッチャーを2つ買って交互に洗う
これは我が家のリアル運用ですが、鼻水キャッチャー(別売の交換パーツ)を1つ買い増して、2つを交互に使っています。使ったキャッチャーを洗って乾かす間、もう片方を待機させておくと、急に鼻が詰まった時にすぐ使える。1年使う中でたどり着いた、ちょっとした生活の知恵です。
デメリット
1年使ってきて感じた、SHUPOTのデメリットも書きます。
デメリット1|コンセント必須(コードレスではない)
SHUPOTは専用ACアダプターでコンセントに繋いで使うタイプ。充電式ではないので、コンセントが届かない場所では使えません。我が家はリビングのソファ横にコンセントがあるので困ったことはないですが、「寝室で寝ながら使いたい」という家庭は、設置場所のコンセント位置を事前に確認しておくと安心です。
デメリット2|メルシーポットより少し高め
SHUPOT 16,500円(税込・公式)に対し、メルシーポットは実勢1万円前後。純粋に予算で選ぶならメルシーポットの方が安いのが事実。「お手入れの楽さ」と「数千円の差」のどちらを取るかで、選択が変わります。
SHUPOTがおすすめな家庭・おすすめでない家庭
おすすめな家庭
- お手入れの手間を最小限にしたい(毎日忙しいワンオペママに最適)
- チューブの中まで洗うのが心理的にしんどい
- 使う時だけ出して引き出しに収納したい
- 新生児期からシンプルに使い始めたい
- 感覚的に「日常使いで困らないパワー」があれば十分
おすすめでない家庭
- とにかく初期費用を抑えたい(メルシーポットの方が数千円安い)
- コンセントが届かない場所で使う想定がある(充電式ではない)
- すでにメルシーポットを使っていて不満がない
家庭のライフスタイルと優先順位を考えて、SHUPOTかメルシーポットかを選ぶのがベストです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 新生児からSHUPOTを使っても大丈夫?
SHUPOTは0ヶ月から使用可能です。フィット鼻ノズルはS・Mの2サイズがあり、月齢に合わせて使い分けられます。ただし、新生児期は鼻の構造がデリケートなので、ノズルを奥まで入れず、入口付近の鼻水だけ吸う使い方が安全です。
Q2. SHUPOTで取れない時はどうする?
奥に詰まった粘度の高い鼻水は、どの吸引器でも取りにくい時があります。その場合は、お風呂上がりや蒸しタオルで鼻周りを温めて鼻水を柔らかくしてから吸引するのが効果的。それでも取れず、息苦しさが続くなら耳鼻科に相談を。
Q3. お手入れって実際どこまでやってる?
我が家は、使用後に鼻水キャッチャーを取り外して流水ですすぎ、ベビー食器用の中性洗剤で洗うだけ。SHUPOTはチューブに鼻水が通らない構造なので、チューブ内部を洗浄する必要がありません。1年運用して「面倒で放置」が起きていないのは、この洗浄パーツの少なさが大きいです。
Q4. メルシーポットから乗り換えても満足できる?
「お手入れの手間に疲れた」という乗り換えなら満足度高め。SHUPOTも吸引圧は最大-80kPa±15%(公表値)で、メルシーポットの-83kPaとほぼ同等なので、パワー面で大きなギャップは感じにくいはずです。期待値を「日常ケア用の手軽な1台」に設定すると、お手入れの楽さのメリットがより際立ちます。
Q5. 何歳まで使える?
商品的には何歳でも使えますが、子どもが自分で鼻をかめるようになる(3〜4歳頃)と出番が減ってきます。我が家でも1歳半の今が使用ピークで、2歳以降は徐々に頻度が下がる予想です。
まとめ
- SHUPOTの最大の強みは「チューブに鼻水が通らない構造」によるお手入れの楽さ。洗うのは鼻水キャッチャーだけ
- 吸引圧(SHUPOTは最大-80kPa±15%・吸引力調整可)も管理医療機器グレードも、両者ほぼ互角。差が出るのは「お手入れの楽さ」と「価格(メルシーポットの方が数千円安い)」の2点
- 最初は嫌がる→慣れる→自分から持ってくる。1年使うと、子どもの中で「味方」に変わる商品
夜中の鼻詰まりで眠れない夜、息子を救ってくれた1台。「電動鼻吸い器、まだ買ってないけど気になる」というママに、選択肢の1つとして自信を持っておすすめできます。
焦らず、家族のライフスタイルに合う1台を選んでくださいね。
SHUPOT・メルシーポットをチェックする
気になった方のために、両商品のリンクを並べておきます。お手入れの楽さで選ぶならSHUPOT、初期費用の安さ・販売実績の多さで選ぶならメルシーポットが王道です(吸引圧・医療機器グレードは両者ほぼ互角)。
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【免責事項】この記事は育児経験と公式情報に基づく一個人ママのレビューです。商品仕様や価格は変動する可能性があるため、購入前に必ず公式サイト・販売店で最新情報をご確認ください。鼻詰まり・気道に関する症状が長引く場合は、必ず小児科・耳鼻科にご相談ください。

