たまたま目に入って、可愛くて、どうしても欲しくなってしまいました。
天然木を1枚ずつ切り出しているので、同じかたちのものがひとつもありません。木目も、縁の曲がり方も、届いた1本だけのものです。しかも注文するとき、実物の写真を見てから選べます。
じつは身長計を探していたわけではありませんでした。むしろこれを見つけたから、成長記録をつけようと思ったくらいです。
ただ値段が¥19,250。「可愛いね、でも高いね」と言ってページを閉じるのを、半年くらいくり返していました。息子がもうすぐ2歳になるので、買うならそろそろ覚悟を決めなきゃ、と思って先月ようやく注文しました。
可愛さで選びました。同じかたちのものは、ひとつもありません
買う前に心配していたことは、ほとんど問題になりませんでした。
| 心配していたこと | 実際 |
|---|---|
| 壁に穴を開けたくない | ネジと固定ピンの2種類が入っていて、うちはピンにしました |
| 巾木があるから浮くのでは | 巾木の形に合わせて切り欠きを入れてくれるので、壁にぴたっと沿います |
| 取り付けが大変そう | いちばん上を革紐で吊るすだけ |
| 子ども部屋っぽくなりそう | 思っていたよりずっとインテリア寄りでした |
| 木目が届くまで分からない | 実物の写真を見てから1点を選べるので、ギャップなし |
うちは戸建てですが、それでも壁に大きな穴は開けたくありませんでした。その心配はしなくて大丈夫でした。賃貸の方でも選べるつくりになっています。
これ、身長計です

買う前から、インテリアとして置くつもりでした。子ども用品を買うというより、家具をひとつ迎えるような気持ちで選んでいます。
実際に掛けてみたら、想像していたよりも部屋になじみました。無垢の木そのままの色と質感で、そこに一本立っているだけで、空気がすこしやわらかくなります。
目盛りと数字は濃い色で入っていて、主張しすぎません。とはいえ柱も梁も見えない家に、木の板が一枚立っているわけなので、それなりに目立ちます。近づけば身長計だと分かりますし、そこは隠したいところでもないので、ちょうどいいと思っています。
「耳付き」を選んだので、輪郭が1本ずつ違います

この身長計は、木の形と種類を選べます。ここがいちばん気に入っているところです。
形は「耳付き」と「ストレート」から選べる
| 形 | 特徴 |
|---|---|
| 耳付きタイプ(わが家はこれ) | 自然の個性をそのまま活かした唯一無二のデザイン |
| ストレートタイプ | インテリアを選ばないシンプルなデザイン |
「耳」というのは、木材の両端に残る、木の皮やそのすぐ内側の自然な曲線部分のことだそうです。まっすぐに切りそろえてしまわずに、木のかたちをそのまま残してある。
つまり輪郭が1本ずつ違います。木目が違うという話ではなく、外側の線そのものが同じものにならない。写真で見ると、左側の縁がまっすぐではなく、ゆるくうねっているのが分かると思います。
ちなみに耳付きでも、両側がうねっているわけではありません。うちのものは片側だけが自然な曲線で、反対側はまっすぐに整えてあります。全体が波打っていると壁に沿わせにくいので、これで正解だと思います。
木の種類は9つから選べます
| 種類 | 特徴 | 木言葉 |
|---|---|---|
| クリ(Chestnut)/人気No.1・わが家はこれ | 湿気に極めて強い | 実り・堅実 |
| サクラ(上溝桜・山桜など)/人気No.2 | 美しい経年変化 | 優美・精神の美 |
| ミズメ(Japanese Birch)/人気No.3 | 緻密な美しい杢目 | 品格・丁寧 |
| ナラ(Japanese Oak) | 重厚感と繊細な表情 | 誠実・不屈の精神 |
| タモ(Japanese Ash) | 明瞭な木目と耐久性 | 健やか・強さ |
| ウダイカンバ(Japanese Birch) | 緻密でサクラに似た肌目 | 忍耐・穏やか |
| ブナ(Beech) | しなやかさと耐久性 | 穏やか・優美 |
| セン(Castor aralia) | 軽やかで明瞭な木目 | 素直・しなやかさ |
| くるみ(Walnut) | 耐衝撃・柔らかな質感 | 知恵・知性 |
そしてこの身長計、実物の写真を見てから1点を選べます。完成した板が一本ずつ撮影されていて、その中から「これ」と指定する仕組みです。
これが想像以上にたくさん並んでいて、わが家は何度も見直して決めました。木目の流れ、節の位置、縁のうねり方。同じクリでも一本ずつ違うので、見ているうちに「これがいい」が出てきます。半年も迷ったのに、最後の一本を選ぶのにもけっこう時間をかけました。
おかげで届いてからのギャップはありませんでした。写真そのものが届いた、という感じです。
9種類もあると逆に迷うのですが、わが家はクリにしました。決め手は、湿気に極めて強いと書いてあったこと。壁に掛けっぱなしで何年も置くものなので、そこは安心しておきたかったんです。人気No.1というのも、背中を押してくれました。
木言葉が「実り」だというのは、買ったあとに知りました。年に一度そこに背を書き足していくものなので、できすぎだなと思いつつ、気に入っています。
森の身長計(木製・壁掛け・無垢材・国産)
形は耳付き/ストレートの2種、木は9種類から選べます。しかも実物の写真を見てから1点を選べるので、木目や縁のかたちを確かめたうえで決められます。岡崎製材の国産・無垢材。
📌 こんな人におすすめ:木目や形にこだわりたい/同じものがない一本がほしい人
サイズと目盛りのこと
意外と見落としがちなところなので、数字も書いておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 長さ | 190〜197cm |
| 幅 | 〜20cm |
| 厚み | 1.5〜2cm |
| 目盛り | 5cm刻みの掘込メモリ/20cmごとに数字を印字 |
| 測れる範囲 | 70cm 〜 最大190cm |
目盛りは印刷ではなく掘り込みです。だから斜めから見ても影で位置が分かりますし、擦れて消える心配もありません。数字のほうは20cmごとなので、板の見た目がうるさくなりません。
測れるのは70cmから190cmまで。身長70cmはだいたい生後半年から1歳くらいなので、それより小さいころの記録は目盛りの外になります。ただ、70cmより下は無地のまま空いているので、うちはそこに手書きで足しました。位置はメジャーで測って決めています。
そして天然木で手作業なので、長さも幅も1本ずつ違います。ただ選ぶときに、実物の写真と一緒にその1本のサイズが書いてあるので、届いてから「思ったより短い」ということはありませんでした。
取り付けは、革紐で吊るすだけでした
やることは3つだけでした。フックを壁に付けて、革紐を上の穴に通して、引っかける。それだけです。
フックも付属しているので、好きな高さに自分で取り付けます。下は固定しません。壁に沿わせて垂らすだけなので、まっすぐ吊れているか神経質になる必要もありませんでした。
ネジと固定ピンの2種類が入っています

受け側のフックとして、ネジと固定ピンの2種類が同梱されています。これが賃貸でも使えるポイントです。
- ネジ:しっかり固定したい/下地がある場所に付けたいとき
- 固定ピン:石膏ボードに細いピンで留めるタイプ。跡が鍵穴くらいの大きさで済む
わが家は持ち家ですが、壁に大きな穴を開けたくなかったので固定ピンにしました。賃貸の方でも選びやすいと思います。
巾木の形に合わせて、切り欠きを入れてくれます

巾木(はばき)というのは、壁と床の境目にぐるっと付いている細い板のことです。掃除機がぶつかっても壁が傷まないように、ほとんどの家に付いています。この出っ張りがあると、平らなものを壁に沿わせたときに下だけ手前に浮いてしまいます。身長計のように床から測るものだと、浮いたぶんだけ数字がずれます。
この身長計は、巾木の形に合わせて下部を切り欠いて作ってくれます。だから下まで壁にぴたっと沿って、床からの高さがそのまま正しく測れます。
商品ページにその説明があって、注文画面に巾木のサイズを入力する欄があります。測り方も丁寧に教えてくれるので、メジャーを持って床にしゃがんで、縦と横をミリ単位で測って伝えました。届いて合わせてみると、想像していたよりきれいに収まって驚きます。
ちなみに作っているのは岡崎製材という国内の製材所です。木を扱うのが本業の会社が作っている、というのは安心材料でした。
どこに掛けるかは、けっこう迷いました

買ったあとに悩んだのが、設置場所です。子ども部屋に付けるものだと思い込んでいたんですが、実際に持ってみると考えが変わりました。
寝室にしようか、子ども部屋にしようか、けっこう迷いました。最終的に選んだのはリビングの一角、階段の脇です。
決め手は「可愛いから、見えるところに置きたい」でした。ソファからもキッチンからも見える位置なので、家にいるあいだはだいたい視界のどこかに入っています。
これが結果的によくて、来た人に気づいてもらえます。「これ可愛いねー」「身長計?」と聞かれたことが何度かありました。寝室に掛けていたら、たぶん誰にも見られていません。
場所を決めるときに見ておくといいのは、この3つです。
- 床から2m近い高さが取れるか(板の長さが190〜197cmあります)
- 直射日光が当たらないか(無垢材なので、当たり続けると日焼けします)
- 子どもが背中をつけて立てるか(家具が前にあると測れません)
3つめは見落としがちです。壁が空いていても、その前に家具があると背中をつけて立てません。
測るのは、年に一度だけと決めています
誕生日にだけ測ることにしました。そのほうが伸びがはっきり分かるし、特別感も出るので。ひんぱんに測ると、書き込みだらけになってしまう気もして。
なので、いま入っているのは生まれたときと、1歳のとき。ふたつだけです。今月末、2歳の誕生日に3つめを書き込みます。
余白のほうがずっと多いんですが、ここが埋まっていくのが、この先の楽しみでもあります。ちなみに、いまは鉛筆で書いています。油性ペンで書く勇気が、まだありません。(笑)
一点ものだと思うと、消せないもので書くのがどうしても怖くて。いつか腹をくくってペンでなぞるのか、このまま鉛筆でいくのかは、まだ決めていません。薄くなってきたら考えます。
そもそも、身長計にはどんなタイプがあるのか
迷っていた期間に、ひととおり見比べました。同じ「身長計」でも、置き方も値段もかなり違います。
| タイプ | だいたいの価格 | いいところ | 気になるところ |
|---|---|---|---|
| 木製・壁掛け(今回買ったもの) | 1〜2万円台 | 出しっぱなしでも部屋に馴染む/長く使える | 高い/設置場所を選ぶ |
| 布・紙のシート型 | 1,000〜3,000円台 | 安い/軽い/丸めて収納できる | 端が丸まる/生活感が出やすい |
| ウォールステッカー型 | 1,000円前後 | いちばん安い/貼るだけ | 剥がすと跡が残ることがある/貼り直しにくい |
| デジタル(超音波などで測るもの) | 3,000〜1万円台 | 測るのが速い/数字がすぐ出る | 記録が壁に残らない/電池が要る |
ここを比べていて気づいたのは、「測る道具」がほしいのか「記録が残るもの」がほしいのかで選ぶものが変わる、ということでした。数字を知りたいだけなら、正直いちばん安いもので足ります。
わが家がほしかったのは後者でした。あとから見返したときに、線が並んでいてほしかった。それなら壁に出しっぱなしにできるものがいい、ということで木製に絞りました。
¥19,250を、どう考えたか
安くはありません。子どものものに2万円近くというのは、うちにとってはすぐに決められる金額ではありませんでした。見るたびに「可愛いね、でも高いよね〜」と言って、そのままページを閉じるのを半年くらいくり返していました。
買ったのは、息子がもうすぐ2歳になるからでした。買うならこのあたりで覚悟を決めなきゃ、と思って。
使う年数で割って1年あたりいくら、みたいな計算をしたわけではありません。とにかく可愛くて、一目惚れでした。それに尽きます。
成長の記録が、こういう素敵なかたちで残るならいいかな、と。この身長計を見つけたから、成長記録をつけようと思ったくらいなので、順番としては逆です。
とはいえ、これは「絶対に必要なもの」ではありません。身長の記録は母子手帳にも残りますし、壁に貼るタイプの安い身長計もあります。うちの場合は「部屋に置いておきたい」という気持ちのぶんを払った、という感覚に近いです。
森の身長計(木製・壁掛け・無垢材・国産)
木の形(耳付き/ストレート)と樹種9種類から選べる一点もの。巾木に合わせた切り欠き加工つきで、ネジと固定ピンの2種類が入っているので賃貸でも設置できます。
📌 こんな人におすすめ:壁に穴を開けずに付けたい/身長計を部屋に出しっぱなしにしたい人
買う前に見ておくといいところ
実際に付けてみて、先に確認しておいたほうがいいと思ったのはこのあたりです。
- 巾木の寸法(高さと出っ張り)。注文時に必要になります
- 掛ける壁の下地。ネジで留めたいなら下地がある場所を探す必要があります。固定ピンなら石膏ボードでOK
- 掛ける場所の前に家具がないか。子どもが背中をつけて立てないと測れません
よくある質問
Q1. 賃貸でも使えますか?
使えます。ネジと固定ピンの2種類が入っていて、固定ピンなら跡が鍵穴くらいで済みます。わが家は持ち家ですが、壁に大きな穴を開けたくなかったのでピンを選びました。心配な方は、退去時の原状回復の基準を先に確認しておくと安心だと思います。
Q2. 巾木があっても付けられますか?
付けられます。巾木の形に合わせて下部を切り欠いて作ってくれるので、下まで壁に沿います。注文のときに寸法を伝える必要があるので、メジャーで測っておいてください。ここを省くと下が浮いて、測った数字がずれます。
Q3. 何歳まで使えますか?
測れるのは70cmから190cmまでなので、身長が伸びきるまで使えます。板そのものが190〜197cmあるので、大人が並んでも足ります。うちはまだ2つしか書き込みがありませんが、そこが逆に楽しみでもあります。
Q4. どのくらいの頻度で測っていますか?
年に一度、誕生日だけと決めています。そのほうが伸びがはっきり見えますし、行事として楽しめます。頻繁に測ると書き込みが増えすぎて、あとから見たときに読みにくくなりそうだなと思って。
Q5. 「耳付き」と「ストレート」、どちらがいいですか?
部屋の雰囲気次第だと思います。耳付きは木のかたちがそのまま出るので、1本ずつ違うのが魅力。ストレートは直線なので、シンプルな内装に馴染みやすいです。わが家は「同じものがない」ほうに惹かれて耳付きにしました。
Q6. 木の種類はどれを選べばいいですか?
迷ったら、置く場所で決めるといいと思います。湿気が気になる場所ならクリ(人気No.1)、色の変化を楽しみたいならサクラ(人気No.2)、杢目の美しさならミズメ(人気No.3)あたりが選ばれているようです。うちは長く掛けっぱなしにするのでクリにしました。
Q7. 正直、高くないですか?
高いです。¥19,250なので、すぐに決められる金額ではありませんでした。うちは可愛くて一目惚れしたので買いましたが、「必要なもの」ではありません。部屋に置いておきたいかどうかで決めるのがいいと思います。
Q8. 身長はどうやって書き込むんですか?
うちはいまのところ鉛筆です。油性ペンで書く勇気が、まだありません。一点ものだと思うと、消せないもので書くのがどうしても怖くて。
同じように迷いそうな方は、鉛筆から始めるのもありだと思います。いずれ薄くなるので、そのときにペンでなぞるか決めればいい、くらいの気持ちでいます。数字だけは母子手帳にも残るので、消えても取り返しがつかないわけではありません。
Q9. 70cmより小さいころの身長も記録できますか?
できます。目盛りが始まるのは70cmからですが、それより下は無地のまま空いているので、そこに手書きすれば大丈夫です。
うちは生まれたときの身長を、メジャーで位置を測ってから書き込みました。目盛りがないぶんひと手間かかりますが、「50cmだったのか」と並べて見られるのは、やっぱりいいものです。0歳の記録を残したい方は、この余白を覚えておくといいと思います。
Q10. 実物を見ずに買って、イメージと違いませんでしたか?
違いませんでした。理由は単純で、実物の写真を見てから選んでいるからです。
木製の家具や雑貨って、「木目は個体差があります」と書かれていることが多くて、届くまで分からないのが普通だと思います。この身長計は完成した一本ずつが撮影されていて、その中から指定できるので、そこが解消されています。無垢材でいちばん不安なところが最初から潰れているのは、地味ですが大きいです。
合わせて読みたい
この記事を書いた人
lino
2024年9月生まれの男の子を育てているlinoです。この身長計は2026年7月末に自分で購入したもので、耳付きタイプのクリを選びました。壁への取り付けも自分でやっています。まだ書き込みは2つしかありませんが、これから毎年ひとつずつ増やしていく予定です。
まとめ
- 取り付けはいちばん上を革紐で吊るすだけ。下は固定しない
- ネジと固定ピンの2種類が同梱されているので、壁に大きな穴を開けずに設置できる
- 巾木の形に合わせた切り欠き加工をしてくれるので、下まで壁に沿って正しく測れる
- 耳付きを選ぶと輪郭が1本ずつ違う。同じものが存在しない
- 木は9種類から選べる。掛けっぱなしにするならクリ(湿気に極めて強い・人気No.1)
- ¥19,250と安くはないが、70cm〜190cm=大人になるまで書き足していける
迷っていた期間のほうが長かったんですが、付けてしまえば毎日目に入るところにあって、意外と気に入っています。今月末の誕生日に、3つめを書き込みます。

